
こんにちは、なつみです。
真面目な人はいつも100点をとらなければならないと思いがち。
真面目なことはいいことのように思えますが、実は完璧主義になりがちで、自分で自分を苦しめているマイナス思考に偏った生き方になっています。
何をやるにも完璧に進むなんてことはほとんどありません。
しかし、完璧にできないと0点のように極端に思いがち。
もっと楽に生きていきませんか?
かくいう私がそのタイプでした。
この記事では真面目過ぎることの弊害と楽に生きるための考え方についてお話ししていきます。
真面目過ぎる人の考え方
真面目過ぎる人は自分の物差しではなく他人の物差しで判断して生活していることが多いです。
いつも
「~しなければならない」
「~すべきだ」
「~するのが当然」
という固執した考え方をしていることが多く、他の考え方を受け入れられません。
自分の受け入れられる範囲を超えても無理して受け入れようとして我慢したり、自分を責めたり、追い込んでしまうことにつながります。
入る
頑張ったことに関しても、100点を基準に評価しますので、80点のできでも20点足らない!と自分を責めてしまいます。
「80点も頑張れた」という思考になれないのです。
真面目がマイナス思考に拍車をかける
真面目な性格だと、人一倍責任感も強い場合が多いです。
自分の気持ち優先ではなく、周囲の人の気持ちや要望にしっかり応えることを優先していき、自分を追い込んでしまいます。
そんな辛い生き方をしていることは本人以外、誰も気づかないので、本人はますます苦しくなり、周囲はますます評価を高めて、期待していきます。
評価され、期待されること自体は素晴らしいことかもしれませんが、本人のキャパを超えてしまっているとただただ、苦しく辛いだけです。
そして期待に応えられない場面がやってきたときに
「自分はダメな人間だ!」
「どうして〇〇できないんだ!」
「もっと頑張らなきゃ!」
とマイナス思考のどん底に落ち込んでしまうのです。
60点でもいいと思える生き方のメリット
60点でもいいと思うメリットについて
何かを達成させる目標があった場合に、60点でもいいと思うなら、残りの40点分をどうにかしようと考えるときに、周囲に助けを求めることができます。
自分の力では期限に間に合わない。クオリティが伴わない。それをよしとするのが60点の考え。
ならばそこは頭を下げて周囲にも協力を頼むことができるでしょう。
人を頼れる→人を信頼できる
自分のハードルを低くする→ていねいに余裕を持って取り組むことができる
自分に足りないものに気づく→カバーしてくれる周囲に感謝できる
きっと60点を目指している時点で気持ちにも余裕が生まれ、表情も穏やかになっているはず。
自分ができないことは人にも求められないので、人を責める気持ちがなくなり、逆に自分をサポートしてくれる人に感謝できるようになります。
いい加減なやり方
ここでいう「いい加減」というのは、「良い加減」「ちょうど良い加減」のこと。
100点を目指していればいつもいっぱいいっぱいで時間にも心にも余裕がないですが、60点を目指していればちょっとだけ力を抜いた「良い加減」で行動ができます。
目指す目標が100点だと80点だったら20点もマイナスという考え方をしてしまいます。
しかし、目指す目標が60点だと20点もプラスという考え方ができるわけです。
「60点でもいいじゃない」のまとめ
私も以前は責任感が強くて完璧にこなそうとする性格でした。
そうなると、適当にこなしてうまくいっている人を見るとイライラしてしまうことがよくありました。
学生時代、ある任された行事の中で毎日毎日やることをきっちりこなしている自分にふと、調子のいい後輩の男の子から「なつみさん、80点でもいいんじゃないの?」と言われたことがありました。
「???」頭の中が疑問だらけで彼の言葉が呑み込めず、理解できなかったのですが、
後輩は
「力を入れ過ぎるとうまくいくものもいかないし、自分がしんどいよ!」
「見ている周囲もしんどいしね」
そういって笑うのです。
私の生き方の中に手を抜くとか80点という言葉はそれまでなかったので衝撃でした。
しかし、今プラス思考について考えるようになった時に、やっと彼の言った言葉の大切さがわかります。
もっと早く力を抜いた生き方をしておけばよかったと今でも思います。
あなたはまだ、これからです。

まずは「60点を目指した生き方」をしてみませんか?