一般的に「心配性」というと、あまりいいイメージを持たれません。
心配性の人は周囲から
「小さいことにこだわりすぎ」
「ネガティブだよね」
などと思われがち。
でも心配性がすべて良くないのかというとそうではありません。
完全に心配性を治そうとするのではなく、心配性のメリットも知ってもっと楽に生きてみませんか?
この記事では心配性であることのメリットとデメリット、そして治し方についてお話ししていきます。
心配性は悪いこと?治す必要があるの?
「あれ?ガスの火消したっけ?」
「戸締りしたっけ?」
主婦ならよくある不安。
でも、心配をすることで見直すことができるし、気になったことの確認ができます。
気になって家に戻ったおかげで家事にならずに済んだ。鍵のかけ忘れがないか確認したおかげで空き巣に入られずに済んだ。
という結果になれば、それは心配する気持ちがあったおかげ。
ま、大丈夫なんじゃない?
と考えて実は大丈夫じゃなかったら大変なことになりますよね。
だから、心配することが悪いことではないのです。
問題は心配し過ぎることなんです。
適度の心配はいいのですが、心配も度が過ぎると不安な気持ちに押しつぶされて、食事ものどを通らない、夜もぐっすり眠れない・・・・・ということにつながり身体も健康でなくなってしまいます。
心配性を治す前に知っておくべきメリットとデメリット
心配性を治したいと思う気持ちはわかりますが、その前に心配性であることのメリットやデメリットを良く知ってからでも遅くないです。
メリット
- 物事に慎重になるので丁寧な作業ができる
- しっかり考えるので対応策が多い
しっかり立ち止まって不安なことに向き合おうとするのでトラブルを回避することができますし、対応策をいくつも用意できます。
デメリット
- ネガティブな思考が強くなる
- ストレスがたまる
- 体調不良に陥る
先の先まで心配して
「~しなかったらどうしよう」
「~がだめだったらどうしよう」
というように、まだ起こりそうもないことで早くから心配してしまったりすることでネガティブ思考になりやすいです。
また自分の中で心配事がぐるぐる回って、解決されないとストレスがたまりひどい時には精神的ダメージだけでなく体調もくずしてしまいます。
心配性の治し方
心配性がイヤで、何とか治したいと思ったら次の考え方に切り替えてみましょう。
- 心配はあって当然だと受け入れる
- ポジティブな言葉を使う
- 成功や解決するイメージを持つ
心配はあって当然だと受け入れる
心配は誰もがすること。
マイナス思考の人だけが心配をするわけではなく、普段プラス思考の人だって心配はあります。
心配をした後の受け止め方や、その感情の対処の仕方が違うだけ。
それならば、心配性ということを気にするのはやめて、
「誰だって心配するものなのだ」
と考えたほうが楽です。
そのうえで、落ち着いてどうすれば解決するのかを考えていく習慣をつけることで悩みを引きずらなくてすみます。
ポジティブな言葉を使う
普段使う言葉にネガティブなイメージのものを使っていると、本当にその不安が大きくなっていき、現実化します。
ですので、普段からなるべくポジティブな言葉を使うようにしましょう。
「大丈夫」
「何とかなる」
などですね。
これらの言葉が口癖になるくらい毎日言い続けるといいですね。
↓↓↓
プラス思考に超絶効果的な口癖おすすめ3選
成功や解決するイメージを持つ
自分がイメージした未来は現実として起こってしまうと言われます。
それならば失敗したり、不安だらけのイメージではなく、成功したり物事が解決して自分が嬉しい感情のイメージを持ちましょう。
ウキウキできるようなイメージを持つ習慣をつけると毎日が楽しくなります。
気持ちが明るくなると心も軽くなって気分も良くなり、心配していたことも軽減されます。
何より、心配だったことも解決できるような前向きな考えが浮かんでくるはずです。
「心配性の治し方」のまとめ
心配性なのは日本人というお国柄であることや今まで育ってきた環境も影響します。
なので、自分だけが心配性だと悩む必要はありません。
心配性だったとしても、考え方、普段口にする言葉を変えていくだけでかなり変化していけます。
それに心配すること自体は決して悪いことばかりではないと知っておきましょう。
心配するからトラブルを大きくせずに回避できることもあるのです。
ポイントは心配した後にどう気持ちを切り替えるか、心配している時間を短くできるかです。
心配事が浮かんだら、できうる限りの解決策を実行しつつ、大丈夫、何とかなると自分に言い聞かせて気持ちを軽くしてあげることも大事です。

ストレスをためすぎると体調にも影響してしまいますから、プラス思考でいきましょう。